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【君が想うよりオオカミ】    男女の間に友情という観念は成立するのかを描く小説       【TVブロ酢】           辛口、甘口でないスッぱい批評        【となりのレトロ】


by tencho77

【 コード・ブルー ドクター減り緊急救命 】season1

「神山さんのポストカード販売は今回は無いんですよ。」

「そうですか、残念です。じゃ、この展示会の告知ポストカードだけ頂いていきます・・・。」

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外回りの仕事から暗黒街へ帰る途中にギャラリーがあり、少しだけ寄れたのだ。

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これが7月12日夕方の出来事。
想えばこの時から毒素が体内を駆け巡っていたのだ・・・。

まさに生きている今日が修羅場だったのだ。

以下、阿鼻叫喚の日記

7月13日
少し夏バテ気味かなと想うくらいで特になにもない。

7月14日
経費節約とかなんとかで午前中暗黒街に冷房がかかっていない・・・。
そういう日に限って午前中内勤になってしまっていた。
帰宅するとそのせいで体調が不調と想い、20時に就寝した。

7月15日
偶然にも事前に有給休暇をとっており暗黒街仕事はオフ。
近くの劇場に『 踊る大捜査線3 』を朝一の回で観に行く。
午後からまあまあの腹痛、近くの診療所に行く。

「少し発熱してるし、まぁお腹の風邪か、もしかしたら軽い虫垂炎かもね。」

診療所のDr古老の診断だった。
帰宅して少し横になっていた。

夕食も食べる気が起きず食べないでいた。
腹痛、いや腹の激痛がじわじわと攻めてきた。

救急車か?いや、TVでも救急車をタクシー代わりにしてはいけないと言ってたし・・・。

とりあえず地元の救急ダイヤルに電話して相談してみる。

「ご自分で病院に電話してみて下さい。該当はA、B、Cの3病院があります。」

電話番号をメモり、まずは最も近隣の総合A中央病院へTEL。
苦しい声で症状を訴える。

「あいにくその症状で救急ですと設備が整ってませんので・・・。」

受け入れ拒否である。

次に駅にして2駅先のB市民病院

「あいにくその症状で救急ですと設備が整ってませんので・・・。」

おなじ台詞で受け入れ拒否である。

次にタクシーで20分と少し遠い、山の中腹にある超巨大要塞C医大病院へTEL。

「その症状ですと、とにかく夜間救急へ来て下さい。」

着替える余裕など無く、部屋着の短パン、Tシャツ、サンダルで部屋を飛び出した。
あいにく自宅近隣や最寄駅近辺にはタクシーがほとんど通らない。
犯人の銃弾に撃たれ、「・・・・・ボス。」と呻きながら苦しむ殉職刑事のように数百m歩いた。

するとC医大病院とは逆方向を向いてるが、ローソンの駐車場に個人タクシーが停車している。

運転手はローソン店内で買い物中のようだ・・・。
タクシーのそばで待つかと車に近づくと、ちょうど運転手のおじいさんが袋をさげて戻ってきた。
苦しい声で行き先を訴える。

「C医大病院までお願いします・・・。」

おじいさんはこころよく引き受けてくれた。

「その感じは夜間救急の建物だな。」

「はい・・・。」

少し安心して窓にもたれかかるように、後部座席で横になった。

「あ~買いすぎたな。にいちゃん!食うかい?」

そう言って運転手のおじいさんがローソンのおにぎりをひとつ差し出した。

『く、食えるかー!!』

心の中でおもわずそう叫んだのだった・・・。






To the next season!!
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by tencho77 | 2010-08-11 14:22 | 【進ぬ!電波中年】